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zoom RSS やっぱり憲法改正は必要か?

<<   作成日時 : 2005/04/30 12:07   >>

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プライベート編集局@AKIRAです。

ここ1年ほど、憲法改正論議が具体的な動きを見せてきており、
与党も本腰を入れて改正のための行動をしつつあります。
こうした傾向の中で、憲法、とくに戦力と交戦権の不所持を謳った
第九条に関して、改正が必要か否か、という世論調査を新聞各紙が
行なうと、必要だ、と回答する割合が増えてきているのも注目に
値します。

私は、憲法の第九条に関しては、基本的に改正するべきであると
考える人間です。理由はふたつあります。

@ 日本は軍隊を持たない、といいながら現実には軍隊を持っており
  しかも世界的に見ても、相当強力な軍隊です。
  とりわけ海上自衛隊の陣容に関しては、ガチンコでイギリス海軍と
  比較しても、間違いなく海自のほうが戦力が上だろう、といわれるほどの
  精強さを誇っており、空自のスクランブル錬度もアメリカに肉薄するほどの
  錬度を保っているという現状・・・・・・・・。

  あきらかにこれは軍隊ですよ。なのに、日本は軍隊を持っていないと
  いうことになっている。

  これは自己矛盾であり、非常におかしな状態です。「ある」はずのものを
  「ない」という日本国や日本人は、諸外国から、何を考えているかわからない
  奇妙で恐ろしい連中だ、という印象をもたれても仕方のないことをやっている
  わけです。これは是正しなければいけません。つまり、実際に「ある」ものを
  憲法でも「ある」と認めてしまうという、当たり前のことをするべきなのです。

  憲法に従い、自衛隊をなくしてしまうという意見も憲法で「ない」ものを
  実際にも「ない」ものにしてしまうという意味では全く同じではあります。
  しかし、これは土台無理な話です。すでに「ある」わけですから。そして
  世界のミリタリーバランスの中でも、相当のプレゼンスを持っている。
  これを全部なくしてしまえ、というのは「おとぎの国」の住人くらいでしょう。
  「縮小する」というのは考えられるシチュエーションですが、まずは
  「ある」と定義した上で、これを縮小しなければなりません。「ない」ものを
  縮小しようがありませんからね。

A 私の子供時代、学校の先生は、日本の憲法第九条をほめまくり、
  日本は大変すばらしい憲法を持っている、アメリカに感謝しなければ、などと
  教わったのを覚えています。しかし、私はその言葉にずっと疑問を持っていました。
  「なぜ、そんなすばらしい憲法をアメリカは日本に与えてくれたのに、アメリカ自身は
  軍隊も核兵器も持っているんだろう」という素朴な疑問です。

  先日、作家の井沢元彦さんの文章をみていて、なるほどなあ、と思いました。
  アメリカは銃社会です。数年前にも、日本人留学生がハロウィンの際に
  強盗と勘違いされて撃ち殺されるという事件がありましたが、結局加害者は無罪に
  なりました。アメリカという国は、開拓移民がもともと地元に住む先住民を
  一方的に虐殺したり、だまして契約書にサインをさせて土地を騙し取ったり、とにかく
  拳銃を腰にぶら下げながら創りあげてきた成り立ちの国家です。その精神は
  今も国民のスピリットとして継承されており、拳銃で自分と家族を守るのは
  「アメリカ市民の基本的な権利」として息づいているのです。銃社会に警鐘が
  鳴らされ始めた時期にもかかわらず、日本人留学生を撃ち殺したアメリカ人は無罪に
  なった・・・・・・。

  つまり、まだ銃社会に対して、批判の動きも大きくなかった1940年代に、
  正常なアメリカ人は「自分の身を守るために武器・武力を持つのは与えられた
  正当な権利」と考えていたはずです。そのアメリカ人が、日本に対しては
  「武力を持たず、交戦権を認めない」憲法を与えた・・・・・・。これはつまりは、
  日本人には、人間が本来持つべき権利である武器・武力で身を守る権利を
  与えない、ということに他ならず、この第九条はアメリカの日本に対する「悪意」の
  現れに他ならない、というのが井沢さんの見解のようです。
  私もその見解は正しいと思います。

  他国の「悪意」で創られた憲法を金科玉条のごとく守るなんているのは滑稽です。
  子孫のためにも、私たちの代で、私たちの憲法をまとめなおすべきと思います。
  よく「アメリカに与えられたものでも、良いものは良い」といっているかたもおられますが
  やはり出自が不健全なもので、仕切りなおしできるものはするべきだと思います。
  そして、第九条を擁護するひとは、本当にそれが正しいと思うのならアメリカ政府に
  対して、アメリカでも9条の理念を取り入れるように強く勧めてはどうでしょうか。
  きっとアメリカ人は笑ってこういうでしょう「冗談じゃない、そんな馬鹿げた条項を
  採用できますか」と。彼らが日本に与えた憲法は、そういう憲法なのです。

  以上2つの理由から、憲法、とりわけ第九条は改正すべきというのが
  私の考えです。ただし、今の与党の連中は、国家百年の大計もないくせに
  目先のために憲法改正を叫んでいる連中も多いことから、この問題は国民監視の
  もとで適度にゆっくりと行なうほうが良いと思います。

  






   
  

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